2021年5月 短期集中!バッテリーロコを作る A
短期集中プロジェットと打ったにもかかわらず、外注、仮組の段階で工作が止まってしまった。これを書いている今月、長引くコロナ巣ごもり待機の影響で工作を再開することができた。

4年ぶりにパーツを眺めてCAD図面を検分したが、自分自身が忘れているところもあり、また多数図面に誤りを見つけた。これを修正してから工作を開始した。

一番最初に行った工作は前端張りの塗装剥離である。もともと前端張は赤で塗装されていたのでディスクサンダーで表面を削り、プラサフ→ホワイト→イエローで塗装した。

ここは警戒色ゼブラで塗分ける予定だったが、一度磨いてしまった鉄板には塗装のノリが悪く、マスキングテープを使っても塗装が剥離してしまう失敗を何度かしているため、カッティングシートを張り付けることにした。

カッティングシートのカットはトラ90000の時にも使用したローランドのカッティングマシンである。これは本当に便利である。

黄色塗装の上へゼブラを張り付けする

アプリケーションシートを剥がせばこの通りである。

台枠へ組み込み 接着剤は2液性メタルロック

走り装置と上回りの間には12mmの合板を挟む構造としている。合板は4枚の平板を木工ボンドで接着したものを使う。この板の厚みがランボードの縁になる。張り合わせた後は塗装しておく。

合板の床板 次々と制作する。左奥の板が合板の床板の上に載る
床板へアングルを接着 接着が終わったアングル
写真ではわかりにくいかもしれないが、運転台側のアングルはネジで取り外しができる。右上の写真の状態にはネジを外すことでメンテナンスをしやすくしている。バッテリーの取り外しが主になるであろうが。

このアングルの接着が一番時間がかかった。位置決めがシビアで、完全接着まで24時間必要であるため。

装飾品等の加工が残っているが、この時点で一度仮組をした。

イメージ通りである。運転台自体も側板側へアングルを接着し、前板と後板はネジで固定している。追加加工が必要になったときの都合である。

今回はここまで