2000年8月 「頒布表」
キットを注文した以上、頒布を待つしかない。セントラル鉄道から頒布表が届いた。
回数 頒布内容
申し込み 8620形機関車実寸大図面
第1回 フレーム・前端梁・後端梁・中端梁・軸箱守・排障機器・その他部品
第2回 動輪・軸箱・自動給水ポンプ・ばね機構・その他材料
第3回 先台車・モーションプレート・ランボード支え・連結器・その他材料
第4回 ブレーキ装置(手動)・煙室台・その他材料
第5回 エンジン・給排気管・ブロワー一式・その他材料
第6回 エンジンその他材料
第7回 サイドロッド・ドレン作用棒等一式
第8回 メインロッド・クロスヘッド・すべり棒
第9回 バルブ機構・その他材料
第10回 ランボード・2シリンダーオイラー・逆転機構・カバー・車輪カバー・キャブ一式・その他材料
第11回 テンダー下回り一式・自動連結器
第12回 テンダー上回り一式・手動給水ポンプ・水コック・その他材料
第13回 煙室・トビラ・煙突・ボイラー覆・ドームカバー・砂まきコック・その他材料
第14回 加減弁・分配器・圧力計・バルブコック類・水面計・空気弁・ホイッスル弁・噴出し弁・逆止弁・安全弁・その他材料
第15回 銀ロー付け完成ボイラー・火格子・灰箱・たき口セットその他材料

 

全15回で完成となるが、期間は不明。6年かかる人もいれば、3年で完成する人もいる。とにかく部品の供給を待つことになるらしいが、自分にとって部品が届くということは、お金を払わなければならないということでもあるので、あせらず気長に待つことにする。期間が長ければ支払いにも余裕が出るというもの。


8月にFORESTで運転があったので参加した。基本的に第1と第3の日曜日には誰かが何かを走らせている。

ここのクラブに新しいクラブ用の機関車が導入された。形式はC63。名人の機関車が中古でクラブに入ってきた。

ワダワークスC63

もともと、運転主体で作られたため、細かいディテールは、一切なく、逆に煙室が煙突ごとそっくり上に引き抜けるようになっていたり、焚き口が大きくなっていたりと、整備も行いやすくできている。私も何度か運転したが、加減弁のテコが大きくとってあり、大変扱いやすい。

ニイザキエンジニアリングの新崎氏が来ており、新作を持ち込んでいた。3.5インチの電気機関車でバッテリー駆動となっている。とても小さく、手のひらに乗るくらいの大きさだが、立派に人を牽引して走ることができる。新崎氏によると「最も安いライブ」ということで、値段も3万円。上回りは指定が無く、好きな車体に製作可能となっている。

ニイザキモデルB電気

すぐにクラブで購入希望者が現れた。軸配置は2-2のB型電気。運転は窓から手を入れて、運転室のハンドルを回転させると走り出す。自重が約3キロと軽量なため、空転を伴うが運転は簡単。車体はプラに見えたのだが、ペーパーで、ヘッドライトまで点灯可能となっていた。