新しく購入した洗濯機は横ドラム式である。欧米ではドラム横置き式が主流である。あちらの人に言わせると、日本で使用されている縦式の洗濯機は「乾燥してくれない」という面倒くささから「植民地洗濯機」と呼ばれているらしい。 しかし、この数年はベルトがたるんできたこともあり、脱水の初期始動がうまく行かないことが多くなった。「ガコン、ガコン」とボディを大きくゆすって脱水がとまる。嫁さんから、「家に帰ってきても洗濯が終っていない!」と罪なき私がクレームを受けることが多くなり、やむを得ずVベルトをホームセンターで購入してベルトを交換し、騙し騙し使ってきた。 それでも最後には軸受けまでだめになってきて、旋盤でプーリーを削りだし、アングルと鉄板を利用してベルトテンショナーまで取り付けて使用していた。こんなところでも旋盤が大活躍である。 「使えるものはとことん使う」は私が取り組んでいる唯一の「エコロジー」である。実際、結婚してからも電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、電子炊飯器は全て18歳の時、親から購入してもらったものを使用し続けていた。 今回は「使おうと思えばまだつかえる洗濯機」だったが、思い切って買い換えた。 さすがに新型はすごい!まず重さがすごい。73kgある。とても一人では運べない。それからスイッチポンで乾燥までしてくれる。蓋が前についているので、洗濯機の上面が物置として使える。洗剤の量などは洗濯機が自動的に算出し、「0.6杯いれてください」などと生意気に指定してくる。たいした物である。 私はこの洗濯機が楽しくてしょっちゅう運転している。残念なのはドアにスモークがかかっている色を選んでしまったため、中で行われている素晴らしい「洗濯ショー」が良く見えないことである。これはもっと注意して選ぶべきであった。 新型洗濯機が設置された日、同時に「静御前」は私の前から去っていった。15年にわたって私の青春を洗い続けてきたほろ苦い洗濯機である。「引き取り」と書かれた紙が張られてアパートの前に放置された「静御前」は惨めだった。昨日まで動き続けていたマシーンである。「老兵は死なず、ただ消え行くのみ」だった。 一瞬、「静態保存をしようか・・・」と考えたがすぐに止めた。
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ゴールデンウィークに四国を廻った。昨年夏に続いて2度目である。前回は香川県を拠点に高知へ向かったが、今回は伊予の国、愛媛県松山を訪問してきた。 松山へ行った理由の一つは、本物のクラウスを見る為だった。 松山市内へ入ると路面電車に混じって「ディーゼルクラウス」が坊ちゃん列車として走り回っている。ディーゼルとわかっていても、ほこりにまみれて汚れた足回りを見ると機関車らしい風格が漂っており嫌味がなかった。 松山駅の観光案内所で、「坊ちゃん列車の機関車を見たいのですが、どこへいけば見れるのでしょう?」とたずねると、「あそこに走っているのがお探しのものです」とディーゼルクラウスを指差した。 どうやらクラウスは梅津寺パークという公園に保存されているらしい。早速電車に乗って梅津寺へ向かった。梅津寺は松山市内から電車で15分ほどのところだった。線路は海に向かって走っている。 駅についてホームに降り立つと一瞬妙な感じに包まれた。一度も来たことがないのに、来たことがあるような気がしたのである。しばらくどうしてか考えたがホームから海を眺めてその理由がわかった。 「東京ラブストーリー」である。1991年、フジテレビで放送された連続ドラマである。主演が鈴木保奈美と織田祐二のあれである。その最終回でロケに使われた駅だったのだ。そういえばドラマの中で完治の出身は愛媛の松山だと確かに言っていた。 そこにはざっと20枚ぐらいのハンカチがぼろきれになって多数ぶら下がっていた。 まったく・・・・すぐドラマの真似をするんだから。みんな女優だね。 もし俺が主演ならこう答えてやるよ。 リカ 「カ〜ンチ!」
完治 「すか〜んち!」
ってね。 さかさまから読んでよね・・・言わなくてもわかっていると思うけど・・・ |
ライブスチームの楽しみ方はいろいろあって、その多様性を一言で分けるのは非常に難しい。実際、本物の鉄道マニヤも多種多様な楽しみ方をもっている。 機関車が好きな人、気動車が好きな人、軌道が好きな人、駅を訪問することが好きな人、廃線跡を散策することが好きな人、キップ集めが好きな人・・・・と挙げたらキリがない。 本物の鉄道に関して言えば、私は「機関車が好きな人」に分類され、さらに「蒸気機関車が特に好きな人」になるのだろう。面白いことに、幼い頃ほぼ同じ環境で生まれ育った弟は、「廃線跡を散策するのが好きな人」である。同じ鉄道好きでも全く違う方向にベクトルが向いている。 ライブスチームは大きく分類すると、確かに掲題の二種が大きな分類になると思う。またこの話が話題になることも多い。ライブスチームが好きならどちらでも一緒のような気がするのだが、聞かれた場合に答えられるようにしておかなければ・・・と思い、自分が強いていえばどちらになるのかじっくり考えたことがある。 これが考え始めると自分の立場がよくわからなくなる。たとえば、運転が好きか?と聞かれると「好き」である。しかし煙管の掃除は嫌いである。運転自体は好きだが、遠くのイベントまで出張までして運転したいとは思わない。石炭焚きにこだわってもいない。楽なら楽でいいではないか・・・と結構アバウトである。 運転派とはっきり明言できる人を見ると、確かにそうだなあ・・・と納得できる。機関車の整備、清掃、運転、とにかく面倒なことも全てひっくるめて楽しみにしてしまっている。 では工作が好きか?と聞かれるとこれも???である。HPをよく読んでいただくとわかると思うが、自分ではほとんど工作していない。工作をしていたのは最初のT-5の時だけだったと思う。あとはせいぜい組立のレベルで、細かいパーツはほとんど購入して済ませている。鋸で切り出して、ヤスリでRをつけたりという作業は最近では面倒くさくて、外注ばかりである。 工作は嫌いではないが、好きでもない。一言で言えば「金がないからやっている」が一番しっくりくる。とにかくせっかちで、面倒な工作はとてもやれない。もしお金をもっていたら「5インチのD51を作ってくれ!金はいくらかかっても構わん」と言っているはずだ。 しかし、なんとなく自分の立場がわかってきた。私は「どちらでもない」という回答である。私にとってずっと変わらないことは「蒸気機関車は本物が一番で、模型では決してその魅力は伝えられない」というものである。だからHOもNもやらなかったのだと思う。Nはちょっとだけ取り組んだが、それは気動車が走るレイアウトだった。 「本物を手に入れられない、だからそれに一番近いものでガマンしましょう」だ。 考えてみると、私にとって大井川鉄道へC11を見に行くという行為と、ライブスチームの運転会で走るOSのC11を見に行くという行為はほぼイコールである。「模型では魅力が伝えられない」考えと異なるが、自分の中では同じ蒸気機関車の魅力をちゃんと感じているのである。 私の夢に一番近い楽しみ方をしているのはリンクにある「汽車倶楽部」である。本物の59647をレストアしていつでも走れるように整備している。これこそ私の夢の中の夢である。これができるなら、ライブスチームをやることはないだろう。どちらを選ぶかときかれたらライブスチームを選ばず、本物の静態保存を選ぶことしか考えられない。 この話を嫁さんにしたら、「一番好きな本物の蒸気機関車を手に入れることに全てを費やして、さっさとライブスチームは引退したらどうか」とアドバイスされた。 確かに・・・・できたらそれが一番なんだけどね。 |
口頭で人から人へと伝達するとまずまともに伝わらない。某研究によると、大手企業のトップから末端の社員までの伝達はおよそ40%ぐらいだと計算されている。要するに、トップダウンの指示が4割しか末端の社員に伝わっていないのである。 伝言ゲームとは例えば、 Aさん 「今度新しく栄転される課長は島課長というらしい」 ↓ Bさん 「今度の課長さんは島課長というらしい。島耕作みたいだよね」 ↓ Cさん 「今度の課長さんは島耕作という名前なんだって」 ↓ Dさん 「今度の課長さんは島さんで、降格した人らしいよ」 ↓ Eさん 「今度の課長は降格した人なんだって」 といった具合である。小学生ぐらいではさらにおかしな話になっていく。しかし実際は大人の世界でも行われているのが現状である。以下はトレイン2002年6月号で横田氏が書かれた文章を引用したものだ。 C62という機関車 C62は美しさとパワフルなイメージで日本を代表する機関車だと思います。〜中略〜しかしどうも事実と異なるイメージが先行することも時にはあるらしく、鉄道趣味人として感覚的な部分と理性的な部分に分けて考えるとき、事実は事実として認識すべきものもあります。 その1 イギリスとドイツで200Km/hを越えた機関車があったようです。 その2. ニュージーランドに400tを牽引し137km/hで走った蒸気機関車があったようです。 その3. 手元の資料では動輪周出力でD52の次、シリンダー牽引力でD52、E10の次のようです。 その4. 最後の設計はC63で最後の制作はE10でしょう。 その5. 全長では最長、重量でも最も重い、この2点では最大でしょう。でも最大というのは全体を容積的にみるのかなと思います。ならD62の方が大きく感じます。 こうしてみるとC62は際立った特徴は少ないのかもしれません。理性的にみるとこうなってしまいます。 〜後略 といった具合である。ちなみにこのデータを私も調べてみたが、ニュージーランドの機関車のデータは資料不足で我家では確認できなかった。しかしC62の全長は最長でなく、C59後期型の21575mm(C62は21475mm)が最長であった。さらに付け加えるなら、全高でも最大はC53の4000mmが最高(C62は3980mm)だった。(こまかいなぁ・・・・)さらにC62伝説は崩れていくのであった。 つまり、横田氏が序文で記述しているとおり、事実と異なるイメージが先行してしまっている。なんと、C62の伝説はそのほとんどが間違いであったということである。 鉄道模型の世界は閉鎖的なのでなおさら思い込みが激しくなる傾向にある。 だからどうだといえばそれまでだが、問題は人にそれを伝える場合である。教育でもなんでもそうだが、人から聞いたものを鵜呑みにするのは大変危険である。「C62は国鉄が誇る最後で最大で最速で・・・」と話すべきではない。よい子が間違って覚えてしまうではないか! 事実、誰から聞いたかあまりにも昔で忘れてしまったが、「金閣寺は国宝である」という言葉を、私は本物を確認するまで信じ続けていた。金閣寺は国宝ではない。正確に言えば「国宝だった」が正しい。間違えて覚えるぐらいなら知らないほうがまだマシである。なぜなら知っているということで自分で勉強しようとしなくなるからである。 だからといって人の話を疑ってかかれということではない。自分で調べて確認調査する重要性を忘れていることに警鐘を鳴らしたいのである。 これはテレビのニュースや報道についても言えることである。「知る権利」を盾にして民放は報道をしているが、見る側が注意しなければならないことは、民放はあくまで営利企業ということである。営利が絡むところに多少なりともウソは潜む・・・これは避けて通れないことである。 そういう私もこのホームページで大きなウソをついている。ライブスチームの連載は余裕をみて更新している上に、説明上工作の順序が入れ替わっているところもある。あたかも実況中継しているような錯誤を与えている。 人の話を聞くということは人間としてとても大切なことだが、それを人に伝える場合、ほんのちょっとでよいから自分でその真偽を調査して欲しいと感じるこのごろである。勉強することは本当に大切である。私はまだまだ勉強不足だが・・・・ |
最近知ったが、100系新幹線が東海道から姿を消すという。ついこの間0系が居なくなったと思ったら今度は100系だ。 実は新幹線が結構好きなのである。私はもはや若者ではないが、少年期の憧れは間違いなく新幹線だった。親の話によると「ビュワーンビュワーン、走る」と唄いながらブリキの新幹線を走らせていたらしい。 それまで0系こそ新幹線だと考えていた私にとって100系はインパクトがあった。初めて先頭車を見たとき、当時売り出していた「少年隊」の東山則之にちょっと似ているな・・・と感じた。ということは大体その頃だったのだろう。 結局、廃止が近づいた今でも100系新幹線の2階に乗ったことはない。私の中では100系新幹線は新型である。しかし考えてみればもう20年近くなるのではないか。これも時間の感覚がだんだん短くなっているためだろう。 そういえば、これと似たような笑い話があった。ローリングストーンズのロンウッドの話である。 だって! |
アンケートの集計に基づいて下位コンテンツをリストラした。営利目的ではないのでそのままにしておいてもどうということはないのだが、これらは今後も更新する予定はないし、何か新しいコンテンツを始めようかと考えていることも理由である。削除したページは、「AE86レビントレノ」「日本庭園鉄道」「全国鉄道ミュージアム」「ユーザー車検」である。あとは統合した。 アンケートはなかなか面白い情報を私に与えてくれた。アンケートをアップロードしておよそ1週間ほどで約60票投票があった。ここでしばらく停滞した。その後約100票で再び停滞している。 また、アンケートの順位はそのまま問いあわせメールの数と一致している。オーディオは更新が少ないにもかかわらず、海外からも問合せが来た。おそらく、このページもかなりマニアックだからだろう。D-105の図面を載せていることも大きい。 意外なことに、独り言が結構人気である。このコンテンツは当初、ライブスチームのページにのせるには、あまりに中途半端な情報の逃げ道で作ったものだ。 個人的には政治ネタやら事件ネタが得意で、何度か「書きたい!」と強く感じたが、結局怖くて?アップできなかった。今だにすごく書きたい(笑)。せいぜい美女応援団が限界かな。 結局、マニアックなページほど人気があるということになる。 よし!これで決めた。私はスーパーマニアックな世界を追及するしかない。 実を言うと、ライブスチーム8620の制作が困難な状況になっている。金銭的な問題もあるが、私の興味の問題が大きい。制作場所が狭く、新しい作業や工作を始めるには、このキットを仕上げてしまわなければ、次へのチャレンジができないからだ。 一戸建てに住んでいれば、機関車をとりあえず倉庫へ片付けて・・・ができるが、2LDKの収納が少ないマンションでは限界である。とにかく置き場所がない。写真で見ると広く見えるらしいが、この部屋は本当に狭い。 いずれにせよ、これだけ沢山の人に読んでいただいていることにとても感謝をしている。一時的にコンテンツは減ってしまったが、いずれ何かやりたいと思う。
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掲題はビデオのタイトルである。つい先日、知人からお借りしたものだ。このビデオもまた・・・すごくよかった! 実はこのビデオは以前一度だけ見たことがある。本HPの表紙写真D51320を撮影した翌日である。場所は小樽鉄道記念館のキシ80(だったと思うが・・・ちがうかもしれない)の車内で上映されていたのである。 私は誰もいない上映室でポテチ片手にこの映画を見た。ちょっとウソ臭いセリフだが、デフのない現役9600が雪の天北峠に挑む姿は本当に素晴らしいの一言に尽きる。とにかく美しい。 何が美しいかって?それは現役蒸気機関車が発している機能美というか・・・(汚れたラリー車がカッコいいのと非常に似ている)現役機関車にしか感じられないオーラだ。撮影用に磨かれているが、クロスヘッドから滴る潤滑油、砂で汚れた動輪、何一つウソ臭くない。復活蒸機はどうもウソ臭さが漂う。 当時、鉄道記念館でこのビデオを観たときは丁度途中からだった。感動した私はそのまま「案内」まで行き、ビデオのタイトルを聞き出そうと案内のオネーチャンを口説いたが最後までわからなかった。 ビデオは他の何本かと時間を決めてローテーションされていたので、我慢して見続ければタイトルはわかったかもしれないが、あまりにも時間が無駄になるので泣く泣く諦めたのだった。 しかし、人のつながりで、それから三年後ようやく見ることができた。ビデオを預かったときは、「これだ!」と宝物でも発見したように嬉しかった。 蒸気機関車やら鉄道関連のビデオははっきり言って「フェチビデオ」※と同種である。休みの日、夕食時、工作の休憩時などには決まって見たくなるものである。 「しょうがないだろ、フェチなんだから」 ※フェティッシュの略。詳細についてはヤフーで「フェチ」と検索してください |
現役旧型客車にはたった一度だけ乗ったことがある。それは小学校四年生の時、北陸本線でだった。時は1980年1月である。走行中、ドアがあけられることが驚きだった。 敦賀の駅に近くなった時、小浜線に乗り換えるためにデッキに出ると、ボッネットの「雷鳥」が開いたドアから間近に見えた。牽引機関車は初めて見る「赤い電気機関車」だった。23年前にもかかわらずはっきり覚えているということは結構楽しんでいたのだろう。旅行の目的はお葬式に向かうためだったのだが・・・・。 寝台特急および復活蒸機を除くと、客車列車に乗った経験はもう一回だけある。時は正確ではないが1984年だったと思う。芸備線の50系だった。これはすでに当時少なくなっていた客車列車を時刻表で探してわざわざ乗りに行ったのだ。機関車はDE10で3両連結だった。キハ58系の急行「たいしゃく」で広島から三次まで下り、そこからDE10の牽引する客車列車で広島まで上った。線路のつなぎ目の音だけがリズミカルに響いていたことが印象的だった。もちろん各駅停車である。 寝台特急は3歳の頃父親と一緒に20系ナロネに乗った。なぜこんな昔のことがはっきり分かるのかというと、私の記憶の中に2つ明確な記憶があったからだ。それは「天井が丸かった」「楕円の小さい窓にふたがあった」というものである。楕円の窓がついている寝台客車は20系ではナロネだけだ。 この3回しかない。後は大井川鉄道、山口線だけだ。今でこそ大井川鉄道で現役の旧型客車をいくらでも見ることができるが、旧型客車には独特の魅力があって旅情を感じる。大井川鉄道の旧型客車は冬場、蒸気暖房になるので、ホームと客車の隙間から蒸気が立ち上るところなど泣かせてくれる。 動力集中方式はすでに貨物列車でしか見られなくなっており、その貨物にも「貨物電車」なるものが登場した。ブルートレインもいずれは電車特急になるだろう。すでにサンライズエクスプレスのトレインマークには「あさかぜ」なども用意されているということだ。時間の問題である。 機関車が引っ張る、動力集中方式列車が消えていくのはさびしい限りである。
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鉄道模型はこだわりの世界であることは間違いないとおもう。鉄道模型に限らず趣味はそういうものかもしれない。 大抵の場合、「こだわり」と「費用」は比例している。鉄道模型では特にそういうことになる。費用がかかるこだわり部品といえば小物部品がこれだ。国鉄最末期の機関車を完璧に作るとなると、ドンキーポンプやらタービン発電機やらとにかくこまごましたものが大量に必要になる。そうして「どうしても欲しい病」にかかりチャリン♪チャリン♪音を立ててお金が消えていくことになる。 以前、私は車でモータースポーツをやっていたが、このときには私のこだわりが普通のドライバーと違っていたので長く楽しむことができた。それは「勝つことを目的としていない」からだった。ジムカーナぐらいマイナーで基礎的な競技の場合、連戦連勝だからといってF-1までステップアップすることなどまずない。 私にとってジムカーナは「誰にも文句を言われず自分の車で全快で走ることができ、しかも他車との事故に巻き込まれない」という願ってもない競技だった。だから競技の日は満足が行かない走りだったとしても、とにかく楽しかった。エントリーフィーを払って快楽を得ていたのだ。 「ライブスチームを始めてみたい」という潜在人口はかなりいる。しかしなかなか始められない。お金のことももちろんだが、話をよく聞くと「こだわり」が障害になっていることに気がつく。はっきりいえば「国鉄型でなければだめ」というものである。 実は何を隠そう、私がそうだった。「一台しか手に入れられないだろうから、一番欲しいものを手に入れたい」という考えからこのようになった。 まずはこの「こだわり」を捨てることをオススメする。 私はライブを始めるときに大先輩から「どうせ一台で我慢できなくなるのだから、キットを買わずにそのお金を工作機械に費やしなさい」というアドバイスを受けたが、私はまさしくそのパターンになった。 では、私がもし誰かから「ライブスチームを始めたいと思うのですがどうすれば良いでしょうか?」と質問をされたら次のように解答しようと思う。 「まずは、OSのロケットかクラウスを購入してみてください。同時に手に入るライブ関連の書籍を入手しましょう」と。 それには理由がある。自作は楽しいものだが、時間が莫大にかかる。特に最初の一台はそうなる。そこでコストパフォーマンスの高いロケット号などを購入し、まずはライブスチームの楽しさを十分味わい、そして購入した機関車を通じて仲間を増やすのだ。 そうしたら、次の段階。一台目の機関車を通じて知り合えた方々からのアドバイスやネットワークを通じて自作するか、あるいはキットを購入するか決めればよいのだ。その時点でまだ「国鉄型」でなければ面白くないと感じるのであれば、「ロケット号・クラウス」を手放して頭金にすればよい。 自作の機関車をやるようになると、「こだわりを捨てる」戦いになる。こだわればそれだけお金がかかり、時間がかかるようになる。自分の目標と理想とを照らし合わせて、捨てられるこだわりを選び出し、ゴールに辿り着けるようにしなければならない。ライブスチームは完成して走るようにならなければいくらお金をかけても屑鉄でしかないからだ。 そういう私もなかなか「こだわり」が捨てられない。例えば「穴の写し開け」などが良い例である。 幸い?HOゲージをやっていなかったので細密化についてはこだわりが全くない。細密化よりも全体的な印象とメンテナンスを優先して工作したいと考えている。 「こだわり」は捨てすぎてはオリジナリティが失われるし、こだわりすぎては金と時間を無駄にするし・・・なんとも難しい問題である。
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毎年、トレインフェスタのブースでは日車夢工房が出店している。日車夢工房は愛知県の日本車両の関連会社でさまざまな鉄道グッズを販売してる。有名なものには24mmゲージの8620、D51がある。毎回品切れの状態だ。 単なる目覚し時計といえばそれまでなのだが、この目覚し時計のサウンドは新幹線の車内放送用の音源が使われている。のぞみの始発終点時に流れるメロディーをはじめ、ひかりの始発終点メロディ、放送用チャイムなど4種ある。 皆さんは朝の目覚めはどうしているのだろう? しかし「新幹線チャイム」は実に良い。これぐらいさわやかな音で目覚めれば幸せになれるというものである。一番好きなサウンドはひかりの始発終点案内メロデイだ。まるでどこかへ旅行に出かけてグリーン車のシートで目覚めたように快感になれる。(新幹線で出張ばかりしている人にはウンザリかもしれないが・・・)音源はもちろん本物である。 続編で「旧型客車クロック」などあればなお良いのだが・・・期待するしかないかな!これなら蒸気機関車が牽引するスロで目覚めた感覚になれるかもしれない。(^o^)丿
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先日、ライブスチームに挑戦の連載で信号機をお遊びで製作したことを報告したが、その後についてちょっと報告したいと思う。 信号機は以前から庭園鉄道にひとつでいいから置いてみたいというクラブ員の希望があった。私がまえぶれもなく作るきっかけになったのは「模景を歩く/ネコパブリッシング」という本を入手したことが直接の理由である。
「模景を歩く」というタイトルのこの書籍は実に内容豊富で、鉄道施設の寸法が図面とともに正確に記されている。信号はもとより、踏み切りのサイズ、汽笛吹鳴看板のサイズ、ローカル駅のホームの寸法、配置などなどである。 何か鉄道施設工作物でみんなに喜んでもらえるものがないか・・・と考え、いちばん簡単な二灯式信号機に決定したのだった。 その後、信号機はしばらく部屋のインテリアとして飾られていたが、私は電気に弱く、配線もよく分からないため点灯させることもできなかった。 放置しておいてもしょうがないので、クラブの仲間に「好きなようにしてください」と手渡しておいた。しばらくしたらメールに「このようになりました」と写真が送付されてきた。それがこの写真である。 この写真を始めて見た時はなんともいえぬ感動を覚えた。もし私が作っていたらこうはならなかっただろう。確かに、信号本体はスケール1/3でそこそこ正確に仕上げたが、その後については「まあ・・・物干し竿かなんかにとりつけてだなぁ・・・台座はブロックに差し込んで・・・風で倒れなければいいな・・・」ぐらいにしか考えていなかった。 誰がどう見てもかなりいい感じなのではないかと思う。柱、台座、梯子、オフセットした本体を仕上げたのは中川氏とまるこん氏である。信号台座はミニのブレーキローター、梯子は手製と聞いた。私は気づきもしなかったが、本物の信号は視認性を高めるために右側にオフセットしているのだという。まったく見事としか言いようがない。 前々回の独り言で「こだわり」について記述したが、中川氏、まるこん氏、私とそれぞれ違った場所にこだわりをもっているためだろう。一人では気づきもしなかった「こだわり箇所」が完成度を高めているのである。 人間は一人で考えるよりも複数の人間が携わったほうが良いものができるという良い例ではないかと思う。今回は悪い言い方をすれば「丸投げ」状態だったが、素晴らしいものに仕上げていただいた。
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先日「ライブスチームに挑戦」の9月をアップロードしたが、途中でいくつかの写真がうまく転送できなくなった。ファイルが破損している様子もないし、リンク切れになっているわけでもない。FTPにも異常がみられない。しかし何度アップロードしても失敗する。 しばらく悪戦苦闘して「もしや・・・」と気がついた。ホームページ用サーバ容量のことだ。 本HPは重箱のような仕掛けになっている。メインは私がプロバイダーへお金を払ってスペースをお借りしているTOKAIのもの、もう一つは無料サーバーinfoseekのものである。無料サーバーは50Mbの大容量であるが、そのかわり広告がポップアップする。 TOKAIのサーバー容量は10Mbで、ファイルの容量を確認したら、案の定越えていた。無料サイトにページを移せばまだまだ追加容量をお願いする必要はないのだが、この作業もかなり面倒である。見る側も広告がポップアップするのは煩わしい。思い切って5Mbの追加を申し込んだ。月々500円上乗せになる。 考えてみれば、とてももったいない気がする。すでに申し込んでしまったが、500円×12ヶ月で年間6000円である。はたしてそこまで自分でお金を支払ってまでHPを運営する価値があるのか?と考えてしまった。ボランティアでHPを運営するには結構な投資である。 ライブスチームに挑戦はまだまだ続きそうな気がする。希望としてはあと5Mbで収まって欲しい。 写真を減らせば容量に余裕ができる。しかしこれはできない。 逆をいえば写真さえあれば文章がまともでなくても意図したことは伝わると思う。私の錆びついた脳細胞のお陰で写真だけでは上手に説明できず、説明するためだけにCAD図面を引く必要に迫られることもある。 なぜこんなに煩わしいことを続けていけるのか? 家にいる間、朝から晩まで工作を続けていても楽しくない。そんなときはHPの原稿を作る。原稿に飽きたらまた工作する。それでも飽きたら蒸気機関車のビデオを見て自分を炊きつける。それでまた工作を・・・。 それを繰り返してほんのちょっとずつ完成に近づいているような気がする。赤字ホームページにも実は存在価値があったのだ。
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「食わず嫌い」を辞書で引くと (1)食べたことがなく味も知らないのに、嫌いだと決め込むこと。また、その人。たべずぎらい。(2)あるものの真価や面白みをよく理解しないで、ただ初めから嫌うこと。とある。 私は学生時代から今まで算数・数学というものが嫌いだった。もちろん、私のことなので数学に限らず英語以外のすべての教科が嫌いだった。一応、強制的に食べさせられていたので食わず嫌いにはならないと思うが、数学に関して言えば中学高学年を境に新しいものを受け入れなくなっていた。 しかし今年も、ある国家資格に挑戦しようと考えて受験資料を集めたが、困ったことに数学が必要な資格だった。基本はsin,cos,tanやら平方根やら関数やらである。私の記憶では高校数学で勉強するところだと思うが、「数学の時間=放課後に備えて寝る時間」と捉えていた私がきちんと勉強などしているわけがない。 その資格を受けるための基礎数学テキストなるものを紹介していただいたが、これが本当に基礎の基礎。しかし間違える。 しかし正直な話、私はそのような基礎テキストをやるうちに、まるでクイズに答えているような面白さに取り付かれた。暇ができると平方根の開平をやってみる(当然間違えるが!)。頭の体操になりそうで好印象である。 数学?面白いじゃん・・・という感じである。 しかもテキストが進むにつれて機関車の設計に必要な計算式などがあることにも気が付いた。食わず嫌いの数学に興味がわいてきたのである。CADのおかげで数学ができなくてもある程度の数値は割り出せるが、計算で算出しておけば図面の引きなおしの手間が省ける。それまで、「どうやったらこの角度を求められるのだろう・・・」と分からないところがかなりあった。私には基本的な数学の知識が欠落していたのだ。 私は「面倒くさがり」なので必要に迫られたもの以外は一切しない。逆に必要なものはできるだけ努力して身につけるようにしている。究極の面倒くさがりやは効率のいいものは受け入れるのだ。すべて面倒くさがる人は私にいわせれば本物の面倒くさがり屋ではない。 食わず嫌いに極めて近いアプローチをしてきた数学だが、ここにきて非常に後悔している。何でもっとしっかり勉強しなかったのかと。そうすればまた違った人生が開けたかもしれないのだ。 これは数学だけに限らずすべてに言えることだろう。食わず嫌いになる前に、「何かできることはないか」「どうすればできるのか」「努力はしたのか」を見直してみる必要がある。やってできないのはしょうがない。しかしイメージだけで物事を捉えて敬遠するのは人生において大変な遠回りをしているのは間違いないだろう。 などと考えながらまた平方根の開平に取り組んでしまうのでした。
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ある日本屋にて
おっ・・・RM−MODELSの発売日か・・・なんか分厚いね。
「創刊100号記念!!」 ああ、おめでとう良かったね。
最近多いね、「付録つき」の雑誌は・・・。 まるで「小学三年生」みたいな本ばっかりだよ ・・・ 大人になれよ ・・・
そういえば昔ビッグワンガムっていうのがあったね。ガムよりもおまけがメインなお菓子。 ・・・・C62 があったな。
おかしはお菓子らしく、ガムで勝負よ。
本はね、付録じゃなくて内容なのよ ・・・ わかる?
・・・・
「特別付録Nゲージ17m旧国ボディキット」 ・・・・ふーん。
Nゲージのキットがおまけなのね。どうせグリーンマックスかなんかなんだろうね。 ・・・・
あれ?編集部オリジナルなんだ・・・これは手間がかかっているね。 なになに ・・・・ ほう・・・ 金型から起こしたんだ・・・・
だけどね・・・
本は内容なんだよ。わかる?
・・・・・・・
「忘れていませんか、鉄道模型の『作る楽しみ』」
へっ!「作る楽しみ」ね。こちらとて毎日苦しめられているよ・・・・
俺はね・・・工作が嫌いなんだよ。・・・金がないからやってるんだよ。・・・・わかる?
・・・・・本はね、
内容で勝負 ・・・・・ だとおもうよ。
たぶん。
でもね・・・
...
すいませーん!これください。
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このHPを読んでいる人でマルチトラックレコーダーについて語れる人が何人いるだろう。 私にとってマルチトラックレコーダーは長く友達であり、大切なものだった。ライブスチームを始める前にはこれこそが私の趣味の時間を占有した機械に他ならない。 マルチトラックレコーダーは単純に言えばテープレコーダーだが、その機能が普通のテープレコーダーとかなり異なる。普通のテープレコーダーと異なる点は重ね録音ができることである。簡単に言うと、4トラックレコーダーは4回重ね録音ができ、8トラックレコーダーは8回重ね録音ができるわけだ。 私が社会人になって初任給をすべてつぎ込んだのはフォステックス(オーディオで紹介しているスピーカーメーカーと同一会社)というメーカーが作った8トラックオープンリールのマルチトラックレコーダーだった。同時にミキシングコンソールも購入し、30万かそこらを払った記憶がある。なぜ無理をしてまで購入したかというと、転勤族になることが確定してしまったため、一人でバンド活動をせざるを得なくなったからだ。 8トラックのマルチトラックレコーダーなら、自分ですべての楽器を演奏すれば一人でデモテープが作れる。最初のトラックにドラムパターン、それをヘッドホンでモニターしながらベースをダビングし、さらに今度はドラムとベースをヘッドホンでモニターしながらギターを重ねる・・・という手順で行うのである。カラオケが完成したら歌をダビングして完成させる。 フォステックスの8トラックレコーダーを購入したのは平成5年だった。当時すでにオープンリールの8トラックテープは入手が困難だった。その翌年だったと思うがタスカムというメーカーがS-VHSのビデオテープを使用した16トラックのレコーダーを発売し、私は「やられた!」と感じたものである。なぜもう少し待ってから買わなかったのか! 先日、楽器屋へ寄ったときに最新のマルチトラックレコーダーを見てきたが、・・・・・とにかく驚いた。値段がとても安いのである。ハードディスクレコーディングが主流になっており、作業中のデーターもマスターデータもCD-Rに書き出しができる。16トラックレコーダーでも10万ちょっとで購入できる。しかも24bitである。 技術の進歩は驚くべき速さで進んでいる。これだけ早く技術革新が進むと購買意欲がかえって落ちてしまう。たとえば、「今このハードディスクレコーダーを購入してもすぐにDVDに直接書き込むタイプが出てくるのではないか・・・それならもうちょっと待とう」ということになってしまう。 こうしてみるとIT革命は産業革命に他ならないと感じる。基本的構造が変わってしまっているのである。毎日使っている家庭用の家電製品は技術革新を段階的に受け入れているので驚きが少ない。 しかし、たまにしか使わない楽器のような電化製品はその機能に自分が満足している限りは技術革新を受け入れる必要がない。それゆえに、最新型との差を確認したときには改めて技術革新のすばらしさを感じることができる。 本当に・・・95年以降の技術革新は驚くべきものである。いまでも実家には8トラックオープンリールの高級レコーダーが鎮座しているが・・・・ そもそも、オープンリールのテープなんか今売っているのかなぁ・・・・
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静岡県民のスキー人口は一体どのくらいるのか分からないが、私の周辺でスキーをやっている人はほとんどいない。私だって大学生活を経験していなければスキーなど縁がなかったかもしれない。 昔も今も変わらずだが、私は一人でスキーに行くことに抵抗がない。スキー場までの運転はつらいが、ゲレンデに着いたらひたすら練習する。加重・抜重・外向・ポジション・・・・・。頭で繰り返して練習に徹するのだ。 ロッジやら食堂は一人で行っても孤独との戦いになる。だからできるだけ使わない。ひたすら、ただひたすら滑り続ける。 最近、また一人でスキーへ行ってきたが、あることに気がついた。 1.「満タン。」 2.「一日券。」 3.「カツカレー。」
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知っているようで知らない、固定資産税について語ろうと思う。家や土地を持っている人ならたいてい納付している税金である。 固定資産税は、市町村が課税者になる地方税である。つまり、所得税などの国税とは異なり、集められた税金は市町村が利用する。そしてもうひとつの特徴は「あくまで現況で課税される」ということである。登記簿謄本の地目が何であろうと関係なく現況で課税される。登記簿は法務局の管轄になるが、固定資産税は市町村が管轄になるので情報に互換性はないのである。 土地に課税される固定資産税は、土地の用途によって税率が異なる。田舎の田畑と街の一等地でテナントビルなどに利用されている税率では数百倍の違いになる。 住宅がない、いわゆる「空き地」のようなものは「雑種地」という扱いになり、実はこれが一番税率が高い。この税率は店舗や事務所などの居住用ではない土地の税率と同率になる。 家の近所を見渡してみると、建物が建っていない「空き地」はたいてい駐車場として賃貸しているはずである。駐車場として賃貸でもしなければ、毎年の固定資産税が馬鹿にならない。ちなみに私が住んでいる近所では、100坪の雑種地におよそ年間30万ほどの固定資産税が課税される。 住まなくなってしまった家を所有していたとする。そのまま持っていれば1/6の軽減が受けられる。しかし、解体して更地になると雑種地価税になって高税率になる。たいていの場合、土地と建物(古家の場合)の合算額よりも解体更地化したほうが納付税額は大きい。 では、庭園鉄道はどうか? 自宅の庭先に庭園鉄道を持っていた場合には、それほど問題にならない。「居住用住宅地」の一部として判断されて、1/6に軽減された税率になる。つまり庭の一部として判断される。 結局、郊外に庭園鉄道専用の土地を用意することになる。クラブを持っている庭園鉄道などはこのパターンだろう。 問題は個人所有の庭園鉄道である。課税地目はなんになるか? 実は「雑種地」になるのだ。たいていの場合、庭園鉄道は公共性が高く、営利目的でない。しかしそんなことにはお構い無しに市町村は雑種地課税を行う。国鉄型が走れるような庭園鉄道なら坪数も坪数だから年間数百万など当たり前になる。「公園」のような「私園」にはまったく軽減などないのである。 会員数が数十人ではとても固定資産税は払いきれない。土地は「運用して初めて生きるもの」である。 個人所有の庭園鉄道はオーナーの深い懐があってこそ成り立つものなのである。 機関車を走らせるとき、あるいは他のクラブの運転会やイベントに参加するとき、ほんの少しでよいから固定資産税のことを考えてほしい。 そして、オーナーの深い慈愛にぜひ感謝をしていただきたい。
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いつぞの独り言に書いた記憶があるが、私の使用しているスキーブーツは年代物である。 週末を利用して一泊二日のスキーへ出かけた。私には珍しくホテルをとって・・・・というよりは大手企業の宿泊施設に便乗して・・・である。 初日は天気もよく最高のスキー日和になるはずだった。リフトで頂上に上ってまず一本目、雪上車できれいに成らされた雪面をカービングで曲がっていた瞬間、妙な感覚が足を襲った。そのまま滑り続けたが、しばらくして妙に足が冷たいことに気が付いたのだった。 で・・・これである↓ ちなみに右足も↓ 左右同じところが同じように裂けてしまった!すぐにレンタルスキーショップへ行って別のブーツを借りてみたがうまい具合に滑れない。そりゃそうだろう。レンタルブーツを除いて生まれてこの方、このブーツしか履いたことがないのである。 このブーツはLANGE X9 COMPというもので1991年モデルである。完璧に元を取っている。いつかはと心配していたがついにその日が来た。 しょうがなく、残りの時間はすべてスノーボードに挑戦した。 古いブーツは諸先輩に言われたとおり危険でした。こうなる前に買い換えておかなければ大怪我しますよ!
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私は牛丼屋の店員は必ず太っているという印象がある。実際はきれいなオネーチャンが働いているが!
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ちなみに私と同世代の女性は、牛丼屋は「おんな一人で入ってはいけない」という印象を持っているらしい。「牛丼がなくなる」という話が出たときに、すくなくとも私は3人の女性を「生まれてはじめての牛丼」に招待した。
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きのうさぁ、ガムを買ったんだよ。 無性に食べたくなってね。
で、399円のガムを買ったわけだ。
高いって? 高いかもしれないな。
だけどガムにもピンからキリまであってさ、「安かろう、悪かろう」 っておばあちゃんが言ってたでしょ?
高いものはやっぱりいいものなんだよ。
「食に対する不安」
を払拭してくれるね。まちがいなく。
これは最高のガムだと思うよ。箱だって大きいんだぜ。 「包み紙」じゃないんだな。ちゃんと箱に入っているんだ。
安っぽく「当たりつき」でもないしね。 10円で丸いガムが4個入っているやつとは根本的に違うんだよ。
・・・
まあ、ガムを買ったわけだ。
で・・・中を見せるとね、
これだよ。これ。左側のやつね。
乾燥剤じゃないよ。まちがっても。 一応ガムの横に目薬を置いてみたけどね。
数を数えたら17個もあったんだよ。 17粒で399円さ。 @ 23.47円 だよ。当然完璧な味がしたね。
名 称 : ガム
ってちゃんと書いてあるし。
料理の鉄人も真っ青だろうね。
食べてみたい?
・・・
そうか。それじゃあ紹介してあげよう。
ジャーン♪
ひとつ言い忘れてた。くっだらないおまけが付いているんだよ。ホント。紹介するまでもないけどね。
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