ミニSLフェスタイン福知山


イベントの内容は、同名のホームページで掲載されているので割愛させていただく。ここでは会場の雰囲気を伝える写真を味わっていただきたい。

 公園の中には仮設トラバーサーが・・・  整理券が必要なほどの人・人
   
   
どこを見てもライブ・ライブ・ライブ・・・・ トラバーサーはとても扱いやすかったのです。
機関車は公園をぬけて外周へでていきます。 折り返して公園へ戻ります。遠くに見えるアーチが
  公園の入り口です。
   
道路は9時から4時まで閉鎖されていました。 途中には「広小路駅」もありました。
競技結果は掲示されています。 当日は気温が低く、機関車の蒸気が鮮やかでした。
   

当日は、交通規制が行なわれており、大胆にも公園と、それに通じる商店街の道路を閉鎖して行なわれていた。しかも、朝と夕方には自動車道路に戻すため、線路を撤去するという荒業だ。しかしイベントは大変楽しく、一周700メートルのコースは魅力的だった。

公園の来場者は信じられないほど多く、ライブスチームに乗るためには整理券を必要とするほどであった。福知山商工会議所の主催で、大成功だったようだ。このようなイベントを企画・実行された方々に本当に頭が下がる。

夜は夜でイベント参加者を中心にパーティが開催され、ずうずうしく私も参加させていただいた。会場では西日本のライブスチーマーが一堂に集まる興奮の夜となった。

特別の取り計らいをしていただいた「一本松」の皆様、本当にありがとうございました。

追加として、もうひとつ付け加えておかなければならないことがある。それは、このイベントが開かれた「広小路通り」には「福知山ポッポランド」と呼ばれるミュージアムがあり、そこにはC57の動輪や、本物のC58が静態保存されている。残念ながら、C58の状態は決してよいわけではないが、私が見たところ以前屋外保管だったものを、上屋を建て、塗装をしなおしたようだ。このような保存活動はとても重要なことであるし、荒廃していく機関車を保存している団体は見習わなければならないと思う。「保存会」があるようなので、今後の活動に期待したい。

このC5856号機はかつてのお召し牽引機で、ポッポランドにはそのときの美しい写真が貼られている。現在の塗装もその頃に準拠したものとなっている。破壊されている部品、欠品が補充・修理されることを期待したい。また、この機関車は運転室前面窓が出窓になっており、空気圧力計などが出窓部分に配置されているやや特異な機関車であった。